横浜おもいやりライト大作戦

レポート

第2回おもいやりライト運動横浜会議レポート

おもいやりライトの広がりと日産の安全技術

 

小さな梅の花が開き始めた2月23日、YCC(ヨコハマ・クリエイティブシティ・センター)で行われる会議を訪れた方々を、食欲をそそる香りが迎えます。ちょうど夕食時に開催される会議に参加してくださる方々のために、今回はタコスやホットドックのケータリングも用意されました。思い思いに軽食を楽しんで頂いた後、第2回のおもいやりライト横浜会議のスタートです。

おもいやりライト運動は広がりをみせています。全国の主要都市で行ったアンケートでは、「おもいやりライト運動を知っている」と答えた方が38.1%だったそうです。横浜で活動を続けることで各地に飛び火して、全国に広がる手応えを感じる一方、会議当日の“おもいやりライトタイム”に横浜の街角を撮影した写真で見ると、8台ほど写る車の中でライトを点灯している車は1台でした。さらにおもいやりライトのアクションを広めていくためには、個人が社会運動に参画することで意識改革をすることや、年齢層ごとに異なる普及のアプローチが必要とされるようです。

また、今回の会議では日産の安全技術を推進するエンジニアの山ノ井さんによる、最新安全技術とそこにかける想いのプレゼンテーションが行われました。大きな企業のエンジニアがどのような想いで技術開発をしているのかを間近に聞き、実際にコミュニケーションを取ることのできるのは、おもいやりライト運動会議ならではと言えるでしょう。

ワークショップで参加者交流も加速

会議後半のメインプログラムは春企画のアイディアを出し合うワークショップでした。「なるべく一緒に来た方と分かれて参加してくださいね!」という誘導で4チームに別れると、チームメンバーは、日産社員、サイクリスト、ベロタクシーのドライバー、取材に来たライター、アーティストや青少年自立支援のNPO代表、大学生、事務局メンバーと、実にカラフル。アイディアの発表に向けて話しが弾みます。ワークショップの途中で「交通安全運動は女性の参加が少ないので、ぜひ女性が参加しやすいアイディアにしてください!」というオーダーも。ワークショップでは、前回以上に参加者同士の距離がぐっと近くなり、沢山の笑顔が生まれました。

横浜らしい春のアイディア

ワークショップでは素晴らしいアイディアの数々が発表されました。
そのほんの一部をチーム名と共にご紹介します。

◎おもいやり チーム
 サムシングイエローを取り入れたファッションショー
 子ども達とお母さんが参加するイベントを開催

◎ナチュラルイエロー チーム
 菜の花畑やひまわりの畑を作る
 育てた草花で染色のワークショップやキャンドルを作る

◎ライト・コム チーム
 アクセサリー感覚のリフレクターを作る
(スウェーデンで普及している交通安全グッズ)
 デザインの募集/雑誌の付録 などで普及する

◎チーム ビジョガー
 「経堂マラソン」を参考にした、横浜マラソン大会の開催
 * 経堂マラソンは「パーティーするようにマラソンしよう!」がテーマの、ユニークなマラソン大会

横浜で様々な活動をする方々の知恵を集結し、楽しいアイディアをシェアすることのできた充実感の高いワークショップでした。

次回は春のアイディアを育てる会に

次回、第3回おもいやりライト横浜会議では、今回のワークショップで出されたアイディアをさらに具体的なものにしましょう! ということで、3月16日(金)に開催決定。アイディアの種を育てる会になりそうです。




写真一覧はサムシングイエローファッションの方々です!

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